【夏季】硫黄山麓(アカエゾマツの森・つつじヶ原自然探勝路・青葉トンネル)

投稿者: shinobukatase 投稿日:

硫黄山周辺は阿寒摩周国立公園の中でも特別保護地区に指定され、とても特殊な植生を見ることができます。その見どころは川湯温泉を取り囲んでいるアカエゾマツの森からつつじヶ原自然探勝路、硫黄山麓、青葉トンネルまで通して歩くことで、その特異性を実感することができます。その一部分を今回はご紹介します。

アカエゾマツの森

川湯温泉を取り囲むように広がるのが、アカエゾマツの森。林床にはゴゼンタチバナやヤマドリゼンマイが見られ、道東ではなかなか見ることができないコシアブラの木なども見ることができます。散策路はあれど、造林地ではなく、道内は自然豊かなようでなかなか気軽に見に行くことができる場所にない、人の手が加わっていない天然林で、どっしりとした雰囲気を感じることができます。

つつじヶ原自然探勝路

アカエゾマツの森を抜けると、標高の高い場所で生えるイソツツジやハイマツの大群落の中を歩いていきます。イソツツジは約100haにも及ぶ広さで群落となっていると言われており、ここまでの大群落になっている場所は国内でも他に類を見ない場所となっています。またハイマツの背の高さも通常の山登りでは見られない高さまで成長しているものもあります。

硫黄山麓

硫黄山麓までたどり着くと、植物が生えることができず、硫黄の香り漂う噴煙を間近で観察することができ、硫黄の結晶がむき出しになっている姿に思わず感嘆の声が上がります。川湯温泉の源にもなっている場所で、お湯がぐつぐつ湧いている様子も見ることができます。

青葉トンネル

比較的若い樹木に囲まれた道の中を通っていきます。若葉の頃は、透き通る日差しがとてもさわやかで気持ちよく歩くことができます。少しだけ硫黄山の歴史を垣間見られる場所でもあり、当時に思いを馳せながら、歩くことができるとまた趣が変わってくるのではないでしょうか。

最後は、川湯温泉駅前にて散策は終了となります。

おススメの時期

おススメの時期は6月下旬と10月上旬。

6月下旬は青葉トンネルの新緑からつつじヶ原のイソツツジの開花、アカエゾマツの森のゴゼンタチバナが見ごろを迎えます。

10月上旬は紅葉(黄葉)の時期を迎えます。ただ紅葉は、そのピークが毎年違うため、ピンポイントで訪問することが難しいのが、難点ではありますが…。

その他の時期は、見どころは少なくなりますが、植生の変化に富んだ特異性は感じることができます。ぜひ、ガイドの案内を聞きながら歩きに行きませんか?

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